TOP > 低用量ピルで確実な避妊を!

低用量ピルは毎日服用することで効果を発揮します。その避妊率はほぼ100%です。種類も豊富なので体質に合う物を選びましょう。

低用量ピルの種類は多い

低用量ピルについて解説する女医

安心安全かつ高い避妊成功率を誇る低用量ピルですが、その種類は非常に多いです。

「世代」と「相性」によって種類が分類されますので、まずは各種類の違いをしっかり把握しておきましょう。

まず「世代」についてですが、これは黄体ホルモンが開発された順番によって第1世代、第2世代、第3世代と分類されています。

最初に開発された第1世代ピルは卵胞ホルモンが少なく、黄体ホルモンが多いという特徴を持っています。

そんな第1世代ピルの黄体ホルモン量を抑えるために開発されたのが第2世代ピルです。

こちらは黄体ホルモンの量を減らしながらも効果を強めることに成功したのですが、その一方で副作用が出やすいという欠点もあります。

第3世代ピルは、第2世代ピルで問題となった副作用が抑えられているピルになります。

もちろん効き目に関しては維持されているため、少ない副作用で高い効果に期待できるでしょう。

続いて「相性」ですが、これはアフターピルに含まれている卵胞ホルモンと黄体ホルモンの配分量によって、1相性と2、3相性に分かれています。

1相性ピルは卵胞ホルモンと黄体ホルモンの配分量が同じ比率となっているもので、2相性や3相性は卵胞ホルモンと黄体ホルモンの配分量の比率が異なるものを指しています。

低用量ピルの正しい服用方法

低用量ピルを服用する女子

低用量ピルも医薬品の一種ですので、当然用法用量が決まっています。

低用量ピルは毎日服用することで、徐々に女性のホルモンバランスを変化させることができます。

しかし、当然間違った方法で服用してしまうと、低用量ピルの効果を最大限に発揮できなくなってしまう危険があるため、正しい服用方法は頭に入れておきましょう。

低用量ピルを服用する際、特に意識しておきたいポイントは2つあります。

1つ目は「1日1錠を同じ時間に服用する」ということです。

毎日同じ時間に低用量ピルを服用することで、血液中のホルモン量を一定に保つことができるのです。

そして2つ目は「21日間の服用期間と7日間の休薬期間がある」ということです。

低用量ピルの服用は28日間を1サイクルとしていますが、そのうち実際に服用するのは最初の21日間です。

最後の7日間は休薬期間となっており、この期間中は何も服用しないか偽薬を服用するかになります。

偽薬は飲み忘れを防止するためのものですので、必ず飲まなければいけないものではありません。

偽薬自体には何の有効成分も含まれていません。7日空いても間違わずに2サイクル目の服用を始められるというのであれば偽薬の服用は不要です。

アフターピルとの違いは

様々な錠剤

低用量ピルとアフターピルは、どちらも避妊を目的とした避妊薬です。

妊娠を望まない女性が性行為を楽しむ際、どちらも心強い味方となってくれるのは間違いありません。

しかし、同じ避妊薬でも、低用量ピルとアフターピルには大きな違いがあります。

ひとつは服用方法です。

低用量ピルは毎日服用することで徐々に体内のホルモンバランスを変化させて避妊します。

それに対し、アフターピルは性行為後に服用することで妊娠を防ぐ避妊薬です。

低用量ピルは毎日継続して服用しなければいけないのに対し、アフターピルは1回の服用で済みます。

これだけ見るとアフターピルの方が便利に思えるかもしれませんが、何度も言うようにアフターピルは緊急避妊薬として開発されている医薬品です。

利用目的がまったく違うので注意しましょう。

もうひとつは体にかかる負担です。

低用量ピルは毎日継続して服用することによって、徐々に妊娠しない状態を作ってくれる避妊薬です。

ホルモンバランスがゆっくり変化していくため、女性の体にかかる負担は少なく、服用方法さえ守れば安心安全に避妊ができます。

それに対し、アフターピルの場合は事後1回の服用で避妊できますが、その1回の服用でホルモンバランスを変化させてしまうほど強力な効果を持っています。

当然低用量ピルよりも体への負担は大きくなってしまうため、その分、副作用のリスクが高まってしまうのです。

低用量ピルの避妊成功率をより高く

低用量ピルとコンドームを併用

低用量ピルによる避妊成功率は非常に高く、99%を超えると言われています。

限りなく100%に近い避妊成功率となっているため、女性としても安心して避妊ができるはずです。

しかし、医薬品である以上、この高い避妊成功率を発揮してもらうためには、正しく服用する必要があることを忘れてはいけません。

低用量ピルはアフターピルと違い、1回服用したからといってすぐに効果を発揮してくれるわけではありません。

28日間の服用サイクルをきちんと守って服用しているかどうかが重要になります。

飲み忘れなどが起きてしまうと、当然避妊効果も落ちてしまいます。

低用量ピルを服用し始めてから間もないうちでも、多少なり避妊効果は出ています。

ただ、ある程度の服用をしてからでなければ、充分な効果を発揮してはくれません。

そうなると28日間経つまでは性行為が楽しめないのかと思われがちですが、2週間程度で信頼できるレベルの避妊効果を発揮してくれます。

もちろん、コンドームと併用すれば2週間以内であっても問題なく避妊は可能です。

このように、みなさんが低用量ピルに対する知識を持っているかどうか、コンドームと併用するかどうかなどによって避妊成功率は上下しますので気をつけましょう。