避妊方法は避妊薬やコンドームなどが有名ですが本当に有効な方法を知っていますか?それぞれの避妊率を知り、役立てましょう。

望まない妊娠をしないために

コンドームによる避妊

コンドーム

本来性行為は妊娠目的でする行為なのですが、最近では性欲解消やパートナーとの愛・関係を深める目的でする男女が増えています。

これらの目的で性行為をする場合、ほとんどの男女が妊娠することを望んではいません。

そのため、初体験のタイミングはどんどん低年齢化しており、避妊をしての性行為が多くなっています。

避妊をするための方法はいくつかありますが、その中でも特にメジャーな方法として多くの男女が利用しているのがコンドームです。

コンドームは袋状の形をしたゴム製の避妊具で、ペニスに被せるように装着することで挿入中に射精しても膣内に精液が侵入することを防ぐことができます。

また、コンドームを着用することは性感染症予防にも効果的です。

ほとんどの性感染症は性行為を感染経路とし、粘膜同士の接触によって人から人へ感染します。

ですが、コンドームを着用しておけば、妊娠だけでなく粘膜同士の接触をも防ぐことができるのです。

コンドームによる避妊成功率は非常に高く、そのうえコンビニや薬局でも簡単に購入できるとして、日本ではかなり普及した避妊方法となっています。

最近ではコンドームの種類もどんどん増えており、薄さや材質の違いなどから好みのコンドームを購入できるようになっています。

使い切りの避妊具とはいえ、リーズナブルな値段で販売されているのも人気の理由でしょう。

コンドームによる避妊の失敗とそのリスク

バナナにはめてみたコンドーム

コンドームは購入・利用のしやすさや避妊成功率の高さから、絶大な支持を得ている避妊具です。

使い方も非常に簡単で、ペニスにきっちり被せるように装着するだけです。

初めての性行為でコンドームを使うという場合でも、その利用方法で悩むことはそうないでしょう。

今や代表的な避妊方法として多くの男女が愛用しているコンドームですが、確実に妊娠を防いでくれるわけではないということはきちんと理解しているでしょうか。

コンドームの避妊成功率は非常に高く、80%を超えると言われています。

しかし、逆に言えば20%近い確率で避妊に失敗してしまうということでもあります。

ただ数字だけを見れば、成功率80%というのは紛れもなく高確率です。

コンドームによる避妊が失敗してしまうケースはいくつかあります。

「コンドームが途中で破れてしまう」もしくは「途中で外れてしまう」なんてことになれば、精液が膣内に漏れてしまい、妊娠してしまう可能性が一気に高まります。

また、コンドームは男性が装着する避妊具ですので、言ってしまえば男性に避妊を委ねることになります。

男性が頑なにコンドームの着用を拒んでしまえばそこまでなのです。

「中には出さないから」と言ってコンドームをつけずに性行為をしたがる男性もいますが、たとえ膣内で射精しなかったとしても、カウパー液によって妊娠してしまうというケースもあるので気をつけましょう。

男性に避妊を任せない

不仲になってしまった男女

性行為は男女でするものですので、避妊に対する意識は両方が持っている必要があります。

しかし、万が一避妊に失敗してしまった場合、負担を感じるのは女性です。

もちろん男性側にも妊娠させてしまったという罪悪感はあるかもしれませんが、妊娠をするのは女性ですので、身体的にも精神的にも大きな負担を感じるのは女性なのです。

そう考えると、そもそも避妊という大きな役割を男性側に委ねること自体が間違っているという見方もできるのではないでしょうか。

コンドームが決して使えない避妊具というわけではないですが、身を守る意味でも女性自身でできる避妊方法で性行為を楽しむのが最善でしょう。

女性自身ができる避妊方法

望まない妊娠をしてしまった女性

望まない妊娠をしてしまうことで負担を感じるのは女性です。

そこで、避妊をするのであれば、女性自身ができる方法を選ぶのがベストでしょう。

コンドームのように、男性に任せる避妊方法を信用しすぎるというのは危険なことでもあるのです。

日本ではコンドームを使った避妊が主流となっていることから、他の避妊方法と言われてもすぐに思いつかないかもしれません。

しかし、女性自身でできる避妊方法は意外と種類が多いので、今後も妊娠を目的としない性行為を楽しみたいのであれば、どんな避妊方法があるのかを知っておきましょう。

低用量ピルを使った避妊

白い錠剤のシート

女性が自分自身でできる避妊方法として最も代表的なのは、低用量ピルを使った避妊でしょう。

低用量ピルは避妊薬のひとつで、女性が服用することで高い避妊効果を発揮してくれる医薬品です。

産婦人科からの処方によって入手できます。

低用量ピルは1999年から日本で認可されている避妊薬なのですが、海外諸国に比べると低用量ピルによる避妊はあまり普及していません。

日本で認可されてから20年近く経っていますが、海外諸国と比べるとこれはまだまだ浅い年数となっています。

それに加え、医薬品ということに対する不安やコンドームの普及、低用量ピルに対する知識や認識の低さなどがこうした状況を作っているのではないでしょうか。

低用量ピルには卵胞ホルモンと黄体ホルモンという2種類の女性ホルモンが含まれています。

女性が服用することで、体内のホルモンバランスを強制的に妊娠時の状態にすることができます。

これによって着床・排卵・受精の3点を同時に防ぐことができ、ほぼ確実に妊娠することを防いでくれるのです。

女性が服用することで効果を発揮する医薬品ですので、男性の意志や行動に関係なく安心して避妊することができますよ。

低用量ピルの避妊成功率は

白い錠剤

低用量ピルによる避妊はあまり日本で浸透していませんが、女性自身でできる避妊方法ということに加え、高い避妊成功率を誇ることを考えると、もっと利用していくべきでしょう。

しかし、女性自身で避妊できることはわかったとしても、避妊成功率が実際にどの程度なのかは気になるところですよね。

避妊に失敗してしまう事例が意外とあるコンドームでも避妊成功率は80%と数値的には高いです。

ただ、万が一妊娠してしまったときのリスクを考えると、80%という成功率にさえ不安を覚えてしまいます。

では、低用量ピルによる避妊成功率はいくつなのかですが、これは99.7%だと言われています。

失敗する確率は0.3%と非常に少なく、低用量ピルの服用はかなり避妊効果に優れた避妊方法と言えるでしょう。

アフターピルを使った避妊

アフターピルを服用した女性

避妊薬として使用されるのは一般的に低用量ピルですが、このピルにはもう1種類あり、それがアフターピルです。

低用量ピルとアフターピルの服用方法については詳しく後述しますが、低用量ピルが毎日継続して服用することで効果を発揮するのに対し、アフターピルは性行為後1回の服用で効果を発揮するようになっています。

アフターピルも低用量ピルと同じで、黄体ホルモンと卵胞ホルモンのはたらきによって女性のホルモンバランスを強制的に変化させて妊娠を防ぐことができます。

低用量ピルは性行為後に1回服用したとしても妊娠を防ぐことができませんが、アフターピルの場合は性行為後に1度服用するだけで高い避妊効果を発揮します。

そのため、低用量ピルとアフターピルとでは利用目的が違っており、アフターピルは避妊に失敗した可能性のある緊急事態に服用するようになっています。

「緊急避妊薬」という呼ばれ方をすることもあり、コンドームの破損が発覚した場合や性的暴行の被害に遭ってしまった場合など、女性にとって最悪なアクシデントを事後からフォローしてくれるのです。

アフターピルを服用することにより、望まない妊娠という最悪の事態だけでも回避できるのです。

アフターピルは事後の服用でも信頼できる効果を発揮してくれることから、中には「アフターピルがあるから避妊せずに性行為を楽しんでも大丈夫」と考える人がいます。

しかし、これは危険な考えで、最初からアフターピルを頼った性行為をするのは絶対にやめておきましょう。

アフターピルは高い避妊効果を発揮してくれるとはいえ、わずかでも失敗してしまう可能性はあります。

また、事後1回の服用で避妊できるということは、それだけ身体に強い作用を与えているということでもあります。

そのため、低用量ピルよりも副作用が出やすくなっています。

あくまでもアフターピルは緊急事態を回避するためにのみ使用するようにしてください。

アフターピルの避妊成功率は

アフターピルの避妊成功率を説明する女性

事後の服用でも避妊できるというだけでは、アフターピルが多くの女性から支持される理由にはなりません。

望まない妊娠をしてしまった可能性がある場合でも後から避妊できることに加え、その成功率が高いからこそアフターピルは支持されるのです。

では、アフターピルの避妊成功率がどれくらいなのかというと、避妊をする仕組み自体は低用量ピルとほとんど変わらないことから、こちらも限りなく100%に近い確率で避妊してくれるようになっています。

避妊リングを使った避妊

避妊リング

低用量ピルとアフターピルに関しては、まだ女性が自分でできる避妊方法として有名な部類に入ります。

特に低用量ピルを使った避妊をする女性は年々少しずつ増えています。

ですが、ここから紹介する避妊方法については知らないという女性も多いのではないでしょうか。

その理由として日本ではほとんど普及していない方法であるということに加え、コンドームや避妊薬以上にデメリットのある避妊方法だからです。

あまり利用することはないかと思いますが、女性自身でできる避妊方法として頭の片隅にでも入れておくといいでしょう。

最初に紹介するのが避妊リングを使った避妊方法です。

子宮内避妊用具(IUD)のひとつで、子宮内に装着することで避妊してくれる器具です。

避妊リングによっては銅が付加されているものもあり、こうした器具を装着することによって子宮内に炎症などの異常反応を起こすことができます。

これによって精子の活動を阻害し、受精することを防ぐのです。

避妊リングも避妊成功率が高い避妊方法となっているうえ、一度子宮内に装着すれば2年近くはそのまま避妊できる状態を維持できます。

低用量ピルは高い避妊成功率を誇る避妊薬ですが、正しく効果を発揮させるためには毎日継続して服用していかなければいけません。

そのため、飲み忘れによって本来の効果が発揮されなくなってしまう可能性もあるのですが、避妊リングの場合はそういった心配がないので、安心して避妊を続けることができますよ。

ただし、避妊リングの使用にはデメリットもあります。

まず、女性自身でできる避妊方法とは言っても、避妊リングを装着するためには医療機関へ行って取り付けてもらう必要があります。

そして、避妊をやめたい、避妊リングを外したいという場合もやはり、医療機関へ行かなければいけません。

また、着脱に関係なく、装着中は定期的に通院して検診を受けなければいけないという手間もあるので注意しましょう。

避妊リングの避妊成功率は

避妊リングの避妊成功率を解説する女性

避妊リングにはいくつか気になるデメリットがあるものの、避妊成功率に関して言えばかなりの高確率です。

具体的に言えば99.8%と限りなく100%に近い数値になっており、低用量ピルと変わらない成功率となっています。

ただし、この99.8%という数値はあくまでも正しく着用した場合です。

医師の腕がいまいちで、正確に装着できていない場合。

もしくは装着するのに適していないタイミングで装着してしまった場合。

こういった場合は避妊成功率が格段に落ちてしまう危険があるので注意しましょう。

ちなみに、避妊リングの装着時期は生理が終わってから1週間以内となっています。

これ以降に装着してしまうと子宮内膜が厚くなってしまい、装着しても避妊リングが途中で剥がれる可能性があるのです。

もちろん、避妊リングが外れてしまった場合は装着し直しとなるので注意しましょう。

ペッサリーを使った避妊

ペッサリー

ペッサリーとは、子宮口に装着するゴム製の避妊具で、性行為をしたとしても子宮内に精子が侵入することを防いでくれます。

使用するときはペッサリーの両面に殺精子剤を塗る必要がありますし、装着に関しても避妊リングとは違って自分ですることになります。

女性が自分自身で避妊できる方法ですし、使用後も洗浄して清潔な状態を保てば再度使いまわすこともできます。

ただ、ペッサリーは薬局で購入できる避妊具ではないですし、すべての産婦人科が取り扱っているわけでもありません。

日本では入手が困難な避妊具となっていることから、日常的にペッサリーの存在を知る機会は相当少ないでしょう。

それに加え、いくら医師から装着に関する手順や説明を受けたとしても、実践するのは難易度が高いです。

正しく装着できなければ、当然避妊具として役割を果たすことはなくなってしまいます。

また、子宮口の大きさには個人差があるうえ、その大きさが変わる途中で変化することもあります。

定期的な検診をはじめとして、ペッサリーの使用にはそれなりの費用がかかってしまう点にも注意しましょう。

ペッサリーの避妊成功率は

ペッサリーの避妊成功率を説明する医者

ペッサリーが日本であまり普及していない理由のひとつに、避妊成功率があります。

今まで紹介してきた低用量ピル、アフターピル、避妊リングはどれも限りなく100%に近い避妊成功率でした。

しかし、ペッサリーの避妊成功率は正しく装着したとしても80%前後ですし、正しく装着できていなければ当然成功率はこれよりも下がってしまいます。

利用の難しさに加え、避妊成功率もそこまで高くはないため、あまりオススメできる避妊方法とは言えないでしょう。

IUS/IUDを使った避妊

IUSの使用図

IUDは先ほど避妊リングの紹介時に説明したように、子宮内避妊具のことです。

子宮内に避妊具を装着することで異常反応を引き起こさせ、それによって受精を防ぐことができます。

このIUDと似た避妊具としてあるのがIUSです。

IUSは子宮内避妊システムを意味する言葉で、ミレーナというIUSが代表的です。

ミレーナもIUDと同じで、子宮内に装着することで高い避妊効果を発揮してくれます。

しかし、IUDと大きく違うのは、ミレーナに黄体ホルモンがついている点です。

黄体ホルモンのはたらきによって子宮内膜が厚くなるのを防ぐことができ、それによって受精を防ぐことができるのです。

装着に関してはIUDと似ていますが、こちらは一度着用すると5年間は続けて避妊をすることができるようになっています。

低用量ピルとIUDの良い部分を兼ね備えた避妊具と言うこともできるため、IUDよりも安心して使用することができるでしょう。

ただし、ミレーナにはIUDと似たデメリットもあるので、その点は注意が必要です。

IUS/IUDの避妊成功率は

IUS/IUDの避妊成功率を説明する女医

IUSであるミレーナは、IUDをより良くした避妊具と言えます。

そのため、避妊成功率も極めて高く、避妊効果に関しては信頼できるでしょう。

ただ、もともとIUD自体も避妊成功率は限りなく100%に近かったため、IUSの方が避妊成功率は高いと言っても誤差の範囲内です。

そのうえ、IUDと似たデメリットがたくさんあるため、避妊成功率が高いとはいえ、やはり日本ではあまり普及していない避妊方法となっています。

安全性を重視するなら避妊薬での避妊がオススメ

避妊薬での避妊をオススメする医者

避妊薬、IUD・IUS、ペッサリーと、女性の意志で避妊できる方法を紹介してきました。

ペッサリーは少々避妊成功率が劣りますが、全体的に避妊成功率自体は信頼できる数値となっています。

しかし、今説明したことからもわかるように、IUD・IUS、ペッサリーにはさまざまなデメリットがあります。

購入および装着費用の高さはまだなんとか目を瞑れるかもしれませんが、これらは子宮内に直接装着するということで身体へ負担をかけてしまう恐れがあります。

避妊薬についても副作用を考えれば、まったく身体への負担がないとは言えません。

しかし、避妊薬による副作用は軽度な症状がほとんどですし、他の避妊方法に比べれば安全性はかなり高いです。

そのうえ、ただ錠剤を決められた通りに服用するだけで済むため、他の避妊具のように面倒な利用方法は一切なく、初めて利用する女性でも安心して正しく避妊することができます。

「避妊はできたけど、避妊具によって身体へ別の悪影響が出てしまった」となっては意味がないため、安心安全に避妊をするためにも避妊薬を使うのがオススメです。

避妊薬・避妊具を使わない避妊方法には注意

避妊薬・避妊具を使わない避妊方法について考える女子

望まない妊娠を防ぐため、いくつかの避妊薬および避妊具を紹介してきました。

しかし、この他にも避妊方法があり、それがタイミング法と呼ばれるものです。

タイミング法というのは、妊娠しやすくなる排卵期のタイミングを見計らい、その時期に性行為をすることで妊娠する確率を上げる方法です。

妊娠をするためには排卵が起きている必要があるため、排卵期に性行為をすればかなり高確率で妊娠することができるのです。

どうしても子どもが欲しいという場合によくおこなわれる方法です。

タイミング法によって妊娠しやすい時期を予測できるということは、逆に言えば妊娠できない時期の予測をすることもできるということです。

タイミング法の手順ですが、まずは基礎体温の計測が基本となります。

これは妊娠するために欠かせないことで、基礎体温を知れば、同時に生理のリズムを知ることにもつながります。

基礎体温の計測によって3ヶ月ほど生理のリズムを調べていけば、自然と排卵期を予想できるようになります。

また、基礎体温の計測だけではなく、オギノ式と呼ばれる方法や排卵日検査薬の使用によっても排卵期を予想することができます。

ネット上に排卵日の予想方法に関する情報はたくさん掲載されていますので、ぜひ参考にしてみてください。

タイミング法は排卵期を予想することで妊娠しやすいタイミングを避けて性行為を楽しむことができます。

基礎体温法やオギノ式に関しては避妊薬や避妊具を使用するわけではないため、特別な準備や出費が必要となることもありません。

しかし、タイミング法はあくまでも排卵期を予想するためのもので、確実に排卵期を見抜くのは難しいです。

本来は妊娠を望む女性がおこなうものですので、その場合はたとえ予想が外れて妊娠できなかったとしてもショックの度合いはまだ低いです。

しかし、避妊を目的にタイミング法を利用した場合、失敗したときのリスクは妊娠失敗時とは比べ物にならないほど大きいものになってしまうでしょう。

また、避妊方法として世間的に確立されているものではないですが、妊娠を防ぐために体外射精をする男性がいます。

ですが、先ほども簡単に触れましたが、膣内に射精しなければ安全というわけではありません。

男性が絶頂に達し、射精をするまでの間にカウパー液というものが出ます。

我慢汁や先走り汁と呼ばれることもありますが、正式には尿道球腺液と呼ばれる液体です。

尿道球腺液は尿道球腺から分泌される液体なのですが、その役割は主に男性の尿道内を洗浄することです。

尿道内は弱い酸性となっているのですが、精子は酸性に弱い性質を持っています。

そのため、精子が尿道内を通っている間に死滅してしまわないようにしているのです。

本来であれば、この尿道球腺液自体に精子は含まれていません。

ですが、尿道球腺液が分泌される過程で精子を含むケースがあり、その場合は尿道球腺液での妊娠もあり得るのです。

「射精しなければ妊娠しない」と思い込んでいる男女が多く、膣内で射精さえしなければ避妊しなくても大丈夫だと勘違いしがちです。

しかし、このように尿道球腺液でも妊娠してしまう可能性はあるため、妊娠を望まないのであれば必ず避妊をして楽しむようにしてください。

避妊に失敗したときのリスク

避妊に失敗すると最悪の場合は中絶手術に…

中絶手術を考えている女子

性欲を解消するためにしても、パートナーとの愛情を深めるためにしても、「性行為を楽しみたい」というだけであれば、妊娠してしまったとしても問題ないはずです。

しかし、それをわざわざ避妊するということは、妊娠してしまうと困る理由があるからですよね。

妊娠を避ける一番の理由となっているのは、「満足に育児をするための環境が整っていない」ということです。

妊娠するということは、女性が我が子を体内に宿すということです。

その時点で女性の体内には新しい命が宿っており、そのまま出産するとなれば親となって育児をしていかなければいけません。

ですが、子どもが自立するまでにかかる養育費は膨大で、誰でもそう簡単に子どもを育てることはできないでしょう。

特に遊び感覚で学生のうちから性行為を繰り返ししている人も最近は増えていますが、学生の段階で妊娠してしまえばなおさら育児は困難になります。

そこで、もし望まない妊娠をしてしまった場合の対処法としてあるのが中絶手術です。

中絶手術とは、体内に宿した胎児を意図的に中絶させ、出産を避けることです。

中絶手術は妊娠してからどの程度期間が経っているかによって内容も変わりますが、妊娠12週目未満であれば初期中絶といって数分の処置で済ますことができます。

12週目以降に中絶手術をするとなると手術内容が大きく変化し、初期中絶よりも手間や費用がかかってしまうので注意しましょう。

中絶手術による女性への負担

精神的な負担を感じている女子

現在は中絶手術の技術も進み、ある程度は安心して手術を受けられるようになっています。

仮に望まない妊娠をしてしまい、育児をする余裕もないという場合は中絶手術による処置が真っ先に思い浮かぶのではないでしょうか。

ただ、いくら技術が進歩したとはいえ、何かしらのアクシデントが起きる可能性は0ではありません。

手術を受ける過程で全身麻酔やその他の医薬品を使用することもありますが、それによって女性の身体に悪影響が出てしまう危険性があります。

また、中絶手術によって子宮内を傷つけてしまう可能性もあり、それによってさまざまな弊害が起こる危険もあります。

ただ、中絶手術を受けるか否かで多くの女性が悩む理由は、おそらくこうした身体的な負担を恐れているからではないと思います。

もちろん女性の身体への負担も大きな問題であることには変わりないのですが、中絶手術をするということは我が子の命を自分の意志で奪うということです。

妊娠を望んでいなかったとはいえ、避妊に失敗し、妊娠してしまった以上、女性は1人の母親となります。

望んでいたかどうかに関係なく、我が子の命を奪うというのは母親にとって何よりも耐え難い悲しみとなるでしょう。

中絶手術は身体的な負担もそうですが、女性への精神的な負担も計り知れないものとなってしまうのです。

避妊薬や避妊具での避妊は欠かさない

冷静に考えている女性

避妊に失敗してしまったとしても、人によっては育児をする余裕があるかもしれません。

その場合は中絶手術をせず、出産することを選択することは可能です。

しかし、いくら育児をする余裕があるとしても、意図していなかった妊娠はやはり負担になってしまいます。

費用面だけではなく、生活スタイルも大幅に変化させなければいけません。

育児できる環境が整っている人でも大きな負担がかかってしまうわけですから、育児できる環境が整っていない人が妊娠してしまったとなればその負担は計り知れないものになります。

そうなったときには結局中絶手術を選択しなければいけなくなるかもしれません。

ですが、中絶手術も女性にとって心身への負担が大きいのも事実で、中絶手術は絶対にしたくないという人も多いと思うはず。

「妊娠はしたくない」「もし妊娠してしまったとしても中絶手術はしたくない」となれば、やるべきことはただひとつ。

正しく避妊薬や避妊具を利用したうえで性行為をすることです。

ある程度歳を重ねると物事を冷静に見られるようになってきますが、若いうちはついついその時の感情や雰囲気に流されてしまいがちです。

楽しさを重視するあまり、後先を考えずに行動してしまうこともあるでしょう。

性行為をするにしても、「そう簡単に妊娠しないだろう」「1回くらいなら…」と甘い考えから、避妊せずにしてしまいそうになるかもしれません。

ですが、望んでいない妊娠は男女2人の、特に女性の人生を大きく変える可能性があります。

性行為を楽しむことにはまったく問題はありませんが、するのであれば必ず何かしらの方法で避妊をしたうえで楽しみましょう。

もちろんどの避妊方法にしても正しく利用しなければ避妊に失敗してしまう危険性がありますので、正しい利用方法を理解しておくことが大前提です。

コンドームとピルの併用

コンドームとピルの併用をすすめる女医

妊娠を目的とせずに性行為を楽しむのであれば、何かしらの方法で正しく避妊をすることが必須となります。

いくつか避妊方法を紹介してきましたが、利用のしやすさや避妊成功率、安全性、そして女性の意志で避妊できるかどうかなどあらゆる面から考えると、最も安心安全に避妊できるのは避妊薬と言えるでしょう。

避妊薬は経口薬ですので、正しく服用さえすればそこから避妊に失敗する可能性は限りなく低くなります。

ただ、先ほどから何度も言うように、「絶対に失敗しない」と断言できる避妊方法はありません。

避妊薬で避妊をしたとしても、コンマ数%は失敗する可能性があるのです。

そこで、より確実性を高めるためにオススメなのが、避妊薬の服用とともにコンドームを使って避妊する方法です。

コンドームによって膣内に精子が漏れることを防ぎ、なおかつ避妊薬によって妊娠しない状態を作ることで、二重に妊娠を予防するのです。

こうすることによって、万が一コンドームが破れてしまったりして精液が多少漏れてしまうことがあっても非常に高い確率で妊娠を防ぐことができるでしょう。

避妊目的で作られているという部分は同じですが、コンドームと避妊薬とでは利用方法がまったく違うことから、併用しても悪影響を及ぼす心配はないので安心してください。

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